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『悪いのはみんな萩本欽一である』 (10)
フジテレビ
『あの時だったかもしれない 〜テレビにとって「私」とは何か〜』 (08)
TBS/BS-i
ATP賞優秀賞
『私がこどもだった頃』 (07)
谷川俊太郎篇
NHKハイビジョン
『シリーズ憲法〜第9条・戦争放棄「忘却」〜』 (06)
フジテレビNONFIX
ATP賞優秀賞
『歩くような速さで』 (02)
日本テレビ
ギャラクシー奨励賞
『記憶が失われた時』 (96)
NHK
放送文化基金賞
入院中に病院の栄養管理が原因で、新しい記憶を積み重ねていくことができない "前向性健忘" になってしまった、ひとりの男性とその家族の記録。番組は医療制度の問題点を追求しながら、やがて"人にとって記憶とは何か?"という普遍的な問いに辿り着く。
『彼のいない八月が』 (94)
フジテレビNONFIXスペシャル
ギャラクシー選奨
日本で初めて性交渉によるエイズ感染を公表した平田豊さんの生活記録。闘病記録ではなく、等身大の一人の人間としての孤独や弱さにスポットがあてられている。
ホームビデオを多用し、取材者と被取材者の共有した時間を描いた私小説的ドキュメンタリー。
『心象スケッチ それぞれの宮沢賢治』 (93)
テレビ東京 ドキュメンタリー人間劇場
『侯孝賢とエドワード・ヤン』 (93)
フジテレビNONFIX
『日本人になりたかった・・・』 (92)
フジテレビNONFIX
ギャラクシー奨励賞
『公害はどこへ行った・・・』 (91)
フジテレビNONFIX
『もう一つの教育』 (91)
フジテレビNONFIX
ATP賞優秀賞
長野県の伊那小学校では、教科書を使わない総合学習に取り組んでいる。番組は、3年春組のこどもたちと仔牛のローラの3年間の成長記録。ほぼ全篇に渡って、是枝自身が撮影したホームビデオの映像で構成されている。
『しかし・・・ 福祉切り捨ての時代に』 (91)
フジテレビNONFIX
ギャラクシー賞優秀作品賞
水俣病和解訴訟の国側の責任者だった環境庁のエリート官僚が自殺した。山内豊徳53歳。長年にわたり福祉行政に取り組んできた彼が、なぜ自ら死を選んだのか?現実社会に押し流されていく時代の中で、もがき苦しんだ一人の官僚の生と死の軌跡を辿る−。
ネスカフェ (04年 ADC賞グランプリ)
『朝のリレー 寝顔篇』
プレイステーション2
『アークザラット精霊の黄昏』 (03年3月〜)
フジテレビ・キャンペーン
『きっかけはフジテレビ』 (02年夏)
SONYミュージック・オーディション・シリーズ
(01年〜02年)
ポッカ
『じっくりコトコト煮込んだスープ』 (佐藤浩市)
サントリーなっちゃん
『3年目のなっちゃん』 (田中麗奈)
日産ニューセレナ
『モノより思い出』シリーズ (99年〜03年)
Cocco 『水鏡』 プロモーションビデオ
Cocco 『陽の照りながら雨の降る』
プロモーションビデオ
スネオヘアー 『やさしいうた』 プロモーションビデオ
タテタカコ 『宝石』 プロモーションビデオ
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『空気人形』 (09)
監督・脚本・編集
DVD情報
第62回 カンヌ国際映画祭 「ある視点」部門
第34回 トロント国際映画祭 「マスターズ」部門
2009年 釜山国際映画祭 A Window on Asian Cinema部門
原作は、2000年に発表された業田良家の傑作短編集「ゴーダ哲学堂 空気人形」の表題作。これまで、オリジナルストーリーにこだわってきた是枝が、この原作だけは例外と、9年間大切に温めて作り上げた、哀しくて嬉しいラブ・ファンタジー。
古びたアパートで、持ち主である秀雄と暮らす空気人形―空っぽな、誰かの「代用品」。ある朝、本来持ってはいけない「心」を持ってしまう。
秀雄が仕事に出かけると、洋服を着て靴を履いて、街へと歩き出す。
初めて見る外の世界で、いろいろな人間とすれ違い、つながっていく空気人形。
ある日、レンタルビデオ店で働く純一と出会い、その店でアルバイトをすることに。密かに純一に想いを寄せる空気人形だったが、彼の心の中にどこか自分と同じ空虚感を感じてしまう――。
『大丈夫であるように〜Cocco終らない旅〜』 (08)
プロデュース・監督・編集
独自の感性と唯一無二の存在感で、圧倒的なファンをもつミュージシャンCocco。沖縄の米軍基地移設予定の海に現れた二頭のジュゴンの姿に喚起された彼女は「ジュゴンの見える丘」を発表する。その曲を唄い、語る彼女の姿を目にし、「何かしたい」とツアーに同行することを決意した是枝。自らカメラを回し見つめ続けた、光を希求する唄うたいの終りなき旅物語。
『歩いても 歩いても』 (08)
原作・脚本・編集・監督
作品サイト DVD情報
第56回 サンセバスチャン映画祭 脚本家協会賞受賞 SIGNIS(カトリックメディア協議会)賞
第23回 マル・デル・プラタ国際映画祭 最優秀賞(Gold Astor)
第4回 ユーラシア国際映画祭 最優秀監督賞/是枝裕和
※その他、ロンドン国際映画祭をはじめ各国映画祭に正式招待。
夏の終わり、横山良多は妻と息子を連れて実家を訪れた。開業医だった父とそりのあわない良多は現在失業中のこともあり、ひさびさの帰郷も気が重い。明るい姉の一家も来て、老いた両親の家には久しぶりに笑い声が響く。得意料理をつぎつぎにこしらえる母と、相変わらず家長としての威厳にこだわる父親。ありふれた家族の風景だが、今日は、15年前に亡くなった横山家の長男の命日。何気ない会話の中に、それぞれの思いが沁み出していく……。
『花よりもなほ』 (06)
原案・脚本・編集・監督
作品サイト・DVD情報
第31回 トロント国際映画祭 招待
第54回 サンセバスチャン映画祭 コンペティション部門招待
2006年 釜山国際映画祭 招待
時は元禄15年。生類憐みの令が出ていた頃の泰平の世の中。青木宗左衛門(宗左)は父の仇を討つべく江戸に出て三年。ところがこの男、剣の腕前がからきしダメなへっぴり侍だった!愉快に暮らす長屋仲間の大騒動に巻き込まれ、赤穂浪士の仇討ちともビミョーに絡み合い、事態は思わぬ方向へ。さて、宗左の仇討ちのゆくえやいかに?!
『誰も知らない』 (04)
プロデューサー・監督・脚本・編集
作品サイト
第57回 カンヌ国際映画祭 最優秀男優賞
第31回 フランダース(ゲント)国際映画祭グランプリ
第40回 シカゴ国際映画祭 金のプラーク賞
※その他、トロント国際映画祭をはじめ各国映画祭に正式招待。
都内の2DKのアパートで大好きな母親と幸せに暮らす4人の兄妹。しかし彼らの父親はみな別々で、学校にも通った事がなく、3人の妹弟の存在は大家にも知らされていなかった。ある日、母親はわずかな現金と短いメモを残し、兄に妹弟の世話を託して家を出る。この日から、誰にも知られることのない4人の子供たちだけの"漂流生活"が始まる。
『ディスタンス』 (01) 監督・脚本・編集
作品情報 DVD情報
第54回 カンヌ国際映画祭 コンペティション部門招待
サンフランシスコ国際映画祭 ワールドシネマ部門招待
ロッテルダム映画祭 長編映画部門正式出品
カルト教団、真理の箱舟による無差別殺人事件は、100人を超える死者を出し、殺人を行った実行犯たちも又、教団の手によって殺された。それから3年−
この物語の主人公である実行犯の遺族4人が、彼らの命日に殺害現場である湖へ向かう。ひっそりと静かに死者の霊を慰めるための旅が折り返し点に差しかかったときに、彼らの目の前にひとりの男が現れる。彼は元信者で犯行直前まで実行犯たちと行動をともにしていたのだという。あるアクシデントから、彼ら5人はかつて信者たちが暮らしていたロッジで一夜を過ごすことになり、今まで目を背けてきた[記憶]と、自分自身と否応なく向き合うことになるのだった。私たちは被害者なのだろうか、加害者なのだろうか。果たして私たちは何か確かなものを手にすることができたのだろうか・・・と。
『ワンダフルライフ』 (98) 監督・脚本・編集
作品情報 DVD情報
第19回 ナント三大陸映画祭グランプリ
第16回 トリノ映画祭最優秀脚本賞
1999年 ブエノスアイレス映画祭 グランプリ・最優秀脚本賞
第46回 サンセバスチャン映画祭 国際批評家連盟賞
人は亡くなった時、天国の入口でこう言われます。「あなたの人生の中から大切な思い出をひとつだけ選んで下さい」その問いかけに死者たちは自分の人生を振り返り、後悔し、思い出に浸る−。この世とあの世の境界を舞台に、ファンタジーとドキュメンタリーの融合した物語が展開されていく。全米200館で公開され、日本のインディペンデント映画としては異例のヒット。
ハリウッド(20世紀FOX)でのリメイクが決定した。
『幻の光』 (95) 監督
DVD情報
第52回 ヴェネツィア国際映画祭 金のオゼッラ賞・カトリック協会賞 イタリア映画産業協会賞
第14回 バンクーバー映画祭グランプリ
第31回 シカゴ映画祭グランプリ
宮本輝の同名小説の映画化。 夫を自殺で失った一人の女性の喪の作業(グリーフワーク)の過程を、心理描写を廃したロングショットの積み重ねによって描いていく−。劇場映画デビュー作。
『ビューティフル アイランズ』 (09)
作品サイト
監督:海南友子
『カクト』 (03) DVD情報
監督・脚本:伊勢谷友介
『蛇イチゴ』 (03) 作品サイト
監督・脚本:西川美和
『歩いても 歩いても』 詳細
幻冬舎
『花よりもなほ』 詳細
角川書店
『DISTANCE〜映画が作られるまで〜』
スイッチパブリッシング
『小説ワンダフルライフ』
ハヤカワ文庫
『官僚はなぜ死を選んだのか』
日経ビジネス人文庫
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