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こどもたちの手
2004年7月15日 ゆり
先日の映画美学校での試写に行きました。
うまく言葉には表せませんが、監督のとても繊細な目線、描き方のひとつひとつが、心にぐっときて、最初から最後まで、自分の中にある、何かを感じ取る部分のすべてが全開になったままの状態でした。
トランクをさする手、マニキュアをぬってもらった手、色々なこどもの手のアップのシーンがすごく感情がにじみ出ていて印象的でした。本当にすばらしい映画でした。
劇場にももう一度見に行きます。

大きな衝撃
2004年7月15日 mya
アメリカへの1年の留学生活を終えて、日本に帰って来て一番最初に目に留まったのが、柳楽優弥くんが大きく載った映画のポスターでした。見た瞬間に何ともいえない大きな衝撃が自分を貫いた事を覚えています。あの目。あの表情。強く、鋭い、だけどどこか切なく、寂しかった。アメリカにどっぷり浸かっていた自分は、帰国第一日目にして、この日本的な微妙な感覚を取り戻していました。
あれから一心にこの映画を観たい、と思ってきました。試写会は無理だったので、予告編を観る事にしました。正直、映画に関しては何も知らず、ただ、あんなに複雑な表情のできる子の出ている映画の内容が気になった、というのがこの映画を観たいと思ったことの本心だったわけですが、予告編を観るなり泣いてしまいました。涙もろい方ではないのですが、映画を観て泣いてしまう事はしばしばあります。でも、二分やそこらの予告編を観て泣いたのは初めてでした。それは、そんなに短い時間で人に泣かせてしまうほどの感動を与える事のできる映画はちょっとやそっとでは見つからないからです。本当に驚きました。早く映画が観たいです。切なく、寂しく、しかし強く、たくましい、あの不思議な空間にいつまでも浸っていたい。

【このメッセージは作品の内容に触れています】
試写会に行ってきました
2004年7月13日 misako
(注)内容に触れて書き込みします。ごめんなさい。
私は最後の結末を鑑賞する前に何かの雑誌で読んでいて知っていたにもかかわらず、結末にはものすごいショックを受け、自分の気持ちに重くのしかかってくる何かを感じ、怒りと悲しみでいっぱいになりました。
四人の兄弟たちは、それぞれがとても輝いていて、おかれている境遇のなかでがんばっている様子が胸に突き刺さります。
公園で遊ぶ兄弟達の溢れんばかりの笑顔、、、、、、、
バットを握り寺島さん演じるコーチ?から握り方や振り方を教えてもらって、、、グローブをはめ野球に参加する明の笑顔。
父親がいたらごく普通にこんな光景があるんだろうな、と思い、切なかったです。
なによりも、母親の気持ちを感じ取り、思いやり、妹や弟達を思いやるまだ12歳の明の気持ちが、ひしひしを伝わってくるのがすごかったです。明役の柳楽くんすばらしいです。
それに四人とも本当にがんばって生きている。それがまぶしくて、涙が出てきてしまいます。
他人のプライバシーに首を突っ込むことは問題がありますが、「誰もしらない」彼らを、救ってあげなければならなかた。。。。。
危険を感じられる人(登場人物)がいたはずなのに、あともういっぽ進んで、手を差し伸べてあげてほしかった。
こんなことはこれからの現実では絶対おきてほしくありません。
「学校に行きたい、いつ行けるの?」という子供達の願いをかなえてあげたいです。
試写会、ティーチインでは監督からいろいろなお話が聞けて嬉しかったです。
見る側が考えさせられ、現実では自分はどうなのか、どうすべきなのか問われている映画。
ただ見て、悲しかった、切なかったで、終わっちゃいけないですよね。

心の琴線に、
2004年7月13日 june
心の琴線に優しく触れる作品をいつもありがとうございます。
今回の『誰も知らない』は、作品を未だ見た訳でもないのに、siteを見ただけで、体の内側に不思議な液体が流れ始めるのを感じました。
私自身、仕事のフィールドはインテリアデザイナーで全く異なりますが、是非、いつか貴方の作品に出演、もしくは雑用でも構いませんのでお手伝いをさせていただきたいと心から思っています。
試写会応募をしているのですが、未だ当選したものかどうか。
もし、あたったら手を振って『はじめまして、純です』と元気に挨拶できたら嬉しいです。(知らない人にそんな事したら、変ですかね、、、笑)

【このメッセージは作品の内容に触れています】
お土産
2004年7月12日 ともか
映画美学校での試写が当たり、『誰も知らない』 拝見することができました。
ほんとーに待ちに待っていたので、前日の晩から緊張は始まっていました。
実際、拝見して、感想が、これがまた言葉にならないんですね。でも、質問してしまいました。
「子どもたちの感情の引き出し方について、
アッバス・キアロスタミやアポルファズル・ジャリリの方法論をHPで挙げられてましたが、目線を指示したり、手の表情であったりと、この映画で是枝監督はご自身の方法論を確立されたようですが、それに至るまでの過程をお聞かせ願えたら・・・」
こーゆー事が言いたかったのです。私が実際にした質問とは、ちょっと?違います。もう作品の衝撃でわけわからなくなっていました、にも拘らずお答えいただいて、本当にありがく思っております。
みなさんの貴重の時間を無駄にしてしまったかなという罪悪感もありますが、これだけの作品を見た後に、冷静になってそんなすらすらと、まとまった質問が言えるものか!
と、妙に自分に優しいです、今夜の私。
私は流されやすいので、人一倍、泣ける!という売り文句には警戒心があります。是枝監督は観客を泣かせようとして、こんなに衝撃的な作品を撮られたのではないことを、重々承知の上で申し上げますが、明とゆきのモノレールのシーンで私は、本当に久しぶりに涙を出しました。ティーチインで「悲しいシーンだ」と申しましたが、帰りの電車で、あれは、モノレールを見上げる明の顔と、夜の景色とがあまりにきれいだった、というのも涙の一因だったかな、と思いました。
ものすごく印象的なシーンでした。
しかし、見終わった後に、1秒だって涙を浮かべて視界を歪ませるのがもったいない位観るものをひきつける作品、と友人と意気統合したりもしましたし、また誰に感情を移入して観るか、という事にもよるのかもしれませんが、子どもたちの一途さに、自分は
涙を流せる立場だろうか?という、想いにかられながら見たのも事実です。私なりにですが『誰も知らない』から、幾日も楽しめる?お土産を頂けたような気がします。また感想が言葉になったら、メールします。取り急ぎの感想にしては、長くなってしまい、失礼いたしました。22日の試写も当たったので、二度目、楽しみです。

『誰も知らない』
2004年7月12日 香織
誰も知らない、早く見てみたいです。このストーリーを聞いた時は感動して驚きました。とても素晴らしい賞をいただいた柳楽くんがどんな演技をするのか、どんな表情をするのか、見れるのをとても楽しみにしています。柳楽くんの顔立ちもとても素敵だと思います。これからもその素晴らしい演技を生かして頑張ってください!

早く見たいです!
2004年7月8日 ソナチネ
映画、とっても見たいです。
スペシャルでの子供達の自然な表情を見るだけで
ぐぐっ心を惹きつけられます。
言葉は是枝監督が書かれたのでしょうか。
飾りのない自然なものでさらっとしているんですが、
なぜかずっと頭に残っている。素敵です。
1年間一緒に過ごしている間に芽生えた「絆」を感じますね。
「心」のある映画だと思う。

【このメッセージは作品の内容に触れています】
苦しくなった・・・
2004年7月7日 はち
昨日、札幌で行われたプレミアム試写会に行ってきました。
途中から涙が止まらなくなり、観終わった後も心の隅に重い何かを残す作品でした。
みなさんご存知のようにこの映画はある事件をモチーフに描かれていますよね?
この映画は監督の優しさに包まれた映画です。
そこには、家族の温かい団欒があったり、少年の優しさが見えたり・・・。
でも、実際は残酷なものだったと思います。
親の身勝手さ、少年の残酷さ・・・そして脆さ。
たくさんの人の心に残る事件だったにも拘わらず、子供に対する虐待・少年犯罪の増加。
とても悲しく思います。
この作品を通して、命の尊さ・本当の意味での愛情を考える人が増えていく事願ってます。

子供の目
2004年7月6日 mai
予告編何度も毎日見ています。始めは泣いてしまいました。
最後の方でゆうやくんが空を見上げる目をみるといつも鳥肌が立ちます。自分はあんな綺麗な目をしていないと気づきショック受けました。どうしてあんな純粋できれいな表情ができるんだろう・・。心がきれいだからなんじゃと思います。映画初日行きたいです。
すごく楽しみにしてます。

子供たちの笑顔が、健気さが
2004年7月5日 とくだみき
心の鈍った部分にぐさりと刺さりました。
観ているうちに自分も兄弟の一人となっていて、焦燥感を通り越した無力感を味わいました。それはとてもつらく、せつなく、でもやさしい気持ちになりました。たくさんの人達にこの感情を知ってもらいたいなと思いました。

大好きヤギ
2004年7月4日 ruusar
私は、優弥くんが大好きです!なので見に行こうと思っているのですが、近くの映画館ではやらないみたいなので残念です。でも絶対みます♪・・・たぶん

楽しみにしています。
2004年7月3日 怜子
遅くなりましたが、柳楽くん、監督、受賞オメデトウございます。
私は柳楽クンと同じ歳なので、ちょっと羨ましかったり(笑)。
私も女優に成るのが夢なので、「良いな」って。
彼の成長が見れるこの映画、公開が楽しみです。
あと、韓英恵ちゃんも気になってる子の1人なので、
この映画はホントにホントに楽しみです!

うまく言えない
2004年7月3日 ちはや
見た後にツゥーっと涙が流れた。
気持ちは重くなったけど、心は軽くなるような、なんだかうまく言えないけどすごくいい映画だった。
是枝監督の映す空が悲しいくらいに綺麗で胸が痛くなった。
素晴らしい映画をありがとう。
次の、長屋の話し楽しみにしてます!

カンヌからの2ヶ月
2004年7月3日 千司 澪
「誰も知らない」来月がやっと公開ですね。カンヌでの快挙からのこの数ヶ月、長かったです。もう東京では試写会が終わったようですね。私は今住んでいる所に満足していて、離れる気は毛頭ありませんが、こういう時「東京はやっぱり恵まれているな〜」と思ってしまいます。
様々な著名人からのメッセージが送られていますが、アトム・エゴヤン監督から送られていることには正直驚きました。「アララトの聖母」はすばらしかったので。監督の名前が広がっていくことはとても嬉しい反面、少し寂しいです。
けれど「誰も知らない」が京都でも上映されることになり、心から喜んでいます。当初は予定がなく、梅田のガーデンシネマまで行こうと、友人に地図まで書いてもらっていました。「DISTANCE」の時、迷ってしまったので。でも多分、梅田も京都も行くと思います。梅田のほうが早く上映される気がしますから。
今年の12月には京都にアートシネマを主に上映する映画館が完成します。オープニングには是枝監督の作品を一挙公開してくれないかな、と願っているのですが…
公開まであと1ヶ月。これからがまた長く感じるのですが、楽しみにしています。

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