皆さんから寄せられたメッセージ
見ました
2004年8月27日 ナツサオリ


最初はカンヌで注目されていたと言う単純な理由で友人と観に行きました。
しかし言葉が出ないほど切なく、とても心に響きました。
【生きる】というのはとても大切で命というのはとても【尊い】ものだなと思いました。
母親に捨てられてしまい、絶望のような生活にも子供たちは笑顔で生きている。そんな事を感じさせてくれました。
見に行ってよかったと思いました。ありがとうございます。

生きる勇気
2004年8月27日 163


『誰も知らない』拝見しました。

彼等が生きていることを知ったからには、私たちもしっかり生きて色々な人に自分を知ってもらうことに勇気を持たなければなりませんね!

幸福とは力を込めたら直ぐにでも割れてしまいそうなガラス板の上に成り立っている。
決して必然ではない、ましてや永遠なんてモノでもない。
そんな現実をまざまざと見せ付けられる映画でした。

モデルたちは今
2004年8月27日 クロガネーゼ


知的な抑制の利いた美しい映画だと思う。ぶっきらぼうな描き方の中に硬質な詩情があって胸打たれた。

それにしても、モデルになった子供たちは今、どうしているのだろう。幸せになっていてくれればいいが。

日常に生きている
2004年8月27日 佐野 公祐


何気ない都会の風景から切り取られた、誰も知らない子供達だけの日常。
季節の移ろいとともに成長していく彼らの姿や、仕草の一つ一つ。その全てが愛しくて、悲しかった。
今、という小さな瞬間を強く生き抜こうとする子供達を感じて、何度も何度も涙がこぼれそうだった。
観終わってしばらくの間、彼らのとは違うのだけれども、自然と少年時代のことを思い出している私がいた。

見てきました
2004年8月27日 ユウ


なんだかうかつに感想が書けないですね。

でもすごくモヤモヤとした
何かが
映画を見る前にはなかった
何かが
残っています。僕の中に。


言葉にすると嘘っぽくなりそうなので、
むやみに言葉になんかしないで
このモヤモヤをしばらく味わおうと思います。

悲劇。とカンタンに言われてしまいそうな物語。
でも今思い返すと、
子供たちの笑顔ばかりが
目に浮かび、
幸福な子供時代の匂いが
強烈に甦ってきます。

それは映画の中のシーンをひとつひとつ思い出す
と同時に
自分が幼かった頃の匂いも思い出してしまう
なんとも不思議で、
とても幸福な時間です。


この映画に関わったみなさんに感謝。

とくに、自分の子供の頃の
忘れかけていた事をたくさん思い出させてくれた
飛影くんに。

僕も子供の頃、
カップメンのフタ
舐めてました。

せつなく哀しく美しい・・・
2004年8月26日 ひろみ


札幌の映画館は超満員でした。隣りに座っていた年配のご婦人はずっと泣いていました。私は何故か帰り道、コンビニの前で明を思い出ししゃがみこんで泣き出してしまった。必死にきょうだいを守ろうとした、本当にがんばったおにいちゃん。その魂を抱き寄せてあげたい。是枝監督、出演者の皆さん、スタッフの皆さん、一生忘れられない、いえ忘れてはいけない映画です。ありがとうございました。

【このメッセージは作品の内容に触れています】
怒り、悲しみ、尊敬
2004年8月26日 李成亞


「本間に李成亞と同い年!?」
これが、柳楽くんへの第一印象です。
この映画ってほとんどアドリブなのに、あんなに自然にすごくいい演技ができて、だからよけいに映画の世界へ引き込まれていきました。

一番心に残ったシーンは、やっぱゆきちゃんを羽田で埋めてた所です。
「大人って本当に勝手な生き物だな」
と思いました。
特に、コンビニの店長!!「言わないでね」じゃないよ!って心の中で一人怒ってました。
母親にたいしても、捨てるんやったら産むなよ!!って。。。
最後が少し気になりました。あの後が知りたいです。

この映画を見終わった後、頭の中でシーン一つ一つがぐるぐる回ってました・・・

とにかく、言葉では言い表せない思いでいっぱいです!!
怒り、悲しみ、尊敬が入り混じっています。
絶対に見るべきです!!

今日映画を観ました
2004年8月26日 まりも


こんばんは、「誰も知らない」本当にあった事件を元にして作られた、と知り衝撃を受けました
一瞬、一瞬最後まで、目が離せない、ドキュメントを見ているようでした、胸がつまるような、せつなさ、けれども、子供達は、生命に溢れていて、キラキラ輝いていました、悲惨な話なのに、悲壮感はなく、むしろ明るさとたくましさを感じた、戸籍がなくて、学校
へ行けない子供達が現実にいる、なんて信じられません、そんな無責任な大人がいる事、彼らは今、元気に生きているのか、現在が知りたい、
今、私は34歳です、大人と呼ばれる年齢ですが、
「大人」になるって何?とず〜っと考えていた、この映画を通してヒントを貰いました、責任を持つ事、この責任っていうのには、自分の行動、発言に責任を持つ事だと、改めて考えさせられました、
一年を通しての撮影で、とても丁寧に作られた映画ですね、血のかよった生きている映画(変な表現ですが)
めったに映画館に足を運びませんが、お金を払って、でかいスクリーンで観れて良かった!

【このメッセージは作品の内容に触れています】
生きていくことの難しさ
2004年8月26日 マサミ


言葉を失った2時間半だった。
映画であるという概念を忘れてしまいそうなくらい画面に見入ってしまっていた。
私の知らない現実が確かにそこにはあった。

子どもたちの笑顔。
優しい母親。
笑い声の絶えない食卓。
これ以上の幸せがあるだろうか・・・

あの時,あの家族は本当に幸せだったのだと思う。子どもたち全員の父親が違っても,外の世界との関わりを阻まれていても,あの時
の家族の笑顔に偽りの色は見えなかった。

子どもたちはどうしてあの状況の中で,絶望せずに生きていけたのだろうか・・・
“死”を受け止める余裕もなかっただろうに,それでも生きていくことを止めなかったのはなぜだろうか・・・
彼らを支えていたものは,何だったのだろうか・・・

私はこれからずっとこの疑問を持ち続けていくだろう。きっと答えなど出るはずもないのだから・・・
彼らの見上げる空には,毎日変わらぬ雲が流れており,太陽は彼らを照らし続けていたのだろう。
私は彼らから何を学んだのだろう。はっきりわかっていることは,私の人生の中でとても大きな一本になるということである。

早く見たいです
2004年8月25日 
匿名


ちょうど公開した日が私の誕生日で、その日から
ずっと公開楽しみにしてるんですけど、
岐阜県ではあんまりやってないみたいなんですけど、
もっと公開しないんですかねぇ?
はやくみんなみたいに感動したいです。

字幕について
2004年8月26日 わたなべじゅんや


僕は、難聴者です。
昨日、この映画を観ました。何を喋っているのかはほとんど分からなかったけれど、映画の中の空気は、登場人物と一緒に居ていいのか分からないような、半分くらいあの場に居たのかなぁという思いが今も残っています。他の方のメッセージをみると僕が映画から得ていないものを他の方は受け取っているのだなぁと、自分に対して残念な気持ちになります。
是枝さんにお願いがあるのですが、もしDVD化する際には日本語字幕をつけていただけないでしょうか。もしくは、初回特典に台本(台本があればの話ですが…)のレプリカに近いようなものをつけて頂けると嬉しいです。難聴者という立場から邦画はあまり観ないのですが、これはとても喋っている内容も気になります。是非、お願いします。

From Webmaster:
DVDには日本語字幕機能を収録する予定です。現在発売されている是枝の監督・プロデュース作品のDVDにはいずれも日本語字幕機能がついています。そちらも併せてぜひご覧ください。

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